『リースナブルにはデメリットがあるの?』
『走行距離が750キロ/月ってデメリットだよね?』
『3年と5年?7年か9年以上がいいんだけど』
のように、マイカーリースの【リースナブル】について、色々とデメリットらしいことを書いているサイトが多くあります。
私はマイカーリースの現役営業マンとして、現在も仕事をしている、本当のプロ。
その私から見ても、リースナブルを利用する上で気をつけなくてはいけない【本当のデメリット】・・・実は一つしかないんです。
ほかのサイトでは書かれていない本当のデメリットとは・・・
カーリースのプロとして、販売の現場にいる人間だから分かる本当にデメリット・・・解説しちゃいますね。
真実を知りたい方は、どうぞ最後までお読みください。
リースナブルのデメリット!名古屋中心に展開ということです!
最初に結論を書かせていただきましたが・・・リースナブルの最大のデメリットは地域が偏っていることです。
そのことを解説する前に・・・ネット上であふれかえっている情報について、自分なりに思うことがあるので書かせていただきますね。
ネットを見ると、色々とリースナブルのデメリットを述べているサイトがあります。
・走行距離制限が750km/月と短い
・やり取り・対応は電話のみ
・リース期間の選択が3つしかない
・・・プロから言わせてもらうと、おかしくて笑っちゃうのですが・・・本当にデメリットですか?
というか、『本当にカーリースを分かって書いていますか?』と聞きたくなりますね。
それでは、解説しましょう(笑)
《走行距離が750キロ/月と短い》
このことをリースナブルのデメリットとして断言している人に聞きたいですね。
『リースナブルの距離設定、誰が短いって決めたんですか?』とね(;^ω^)
通勤距離が片道10キロの人であれば十分に足りるし、買い物や土日のドライブでしか使わない人であれば、750キロなんか要りません。
もちろん、地方在住の方で片道40分も通勤で走っている人には短いでしょう。
っていうか、そもそも距離をそんなに乗らない人がマイカーリースを希望する傾向が強いです。
私の経験上ですが、走行距離が伸びるヘビーユーザーはカーリースを希望してきません。
日々車屋で営業をしている私が言うんだから本当です(笑)
でもね・・・
リースナブルは750はキロ/月って公表しているわけですから、それを理解している人が審査するはずなんです。
仮審査までして『え?750キロ/月なの?しならなかった・・・騙された』という人はさすがにいないでしょ。
ユーザーは分かっていて利用するので、決してデメリットではないんです。
《なぜ750キロ?をプロが解説!》
リースナブルに限らずマイカーリースは残価設定をすることで、車両本体の一部を据え置いて・・・便利に楽に乗れる仕組みをいいます。
残価設定をしないマイカーリースも出始めていますが、支払い総額はベラボウに高い・・・。
リースナブルはユーザーの支払額を少しでも減らすためにも、残価設定を設けて、残った分と維持費を足して月々で割っている・・・というシステムなんです。
残価設定をする上で考えなくてはいけないのは、市場相場の流れ・・・
5年後に査定をしたら予想していたより買い取り価格が安かった・・・となると、リースナブルに損失がでますよね?
そこで、三和サービスは過去の買取価格、そして人気車種の価格の下がり方を研究して、『これなら残価設定しても大丈夫!』と決めた結果、年間9000キロというデータが出たのでしょう。
つまり・・・リースナブルはリセールバリュー(5年後の車の相場)考慮して、価値が落ちないギリギリのラインで考えた結果・・・750キロと決めているんです。
あっそうそう!これは補足しておきます。
『※※は残価設定がないから、距離は乗り放題!最後は車がもらえます!』的なことを謳っているカーリースがありますが、個人的には絶対に勧めません。
それこそが車屋とリース会社(クレジット会社)が儲かる・・・つまり売り手主体の販売方法だからです。
残価設定をせずに、全てを払ってもらえば・・・そりゃ~距離制限はないでしょ(;^ω^)
でも、その分ユーザーが払っていることを忘れていはいけません。
多くの方が勘違いしていますが、距離制限(実際は制限ではなく、距離設定)があるから、リースは安く便利に乗れるんです!
リースナブルが年間9000キロまで距離OKにしてくれていることは、むしろ感謝しなくてはいけませんね。
《やり取りが電話のみ》
これはリースナブルも公式に発表しています。
リースナブル
LINEやメール・・・確かにユーザーからすると便利ですよね(笑)
ですが、リースナブルが電話のみというのにも理由があるんです。
個人情報が厳しい今、メールやLINEだと本人だと断定するのが難しい・・・という現状があります。
メールアドレスやLINEのIDやニックネームで本名を使っている人が少ないですから、本人限定するのが難しいんですね。
仮に誰かが成りすまして審査をしていたら・・・となったら、『他人に個人情報を漏洩した・・・』となり、三和サービスも信頼を失います。
そういう個人情報の観点から、電話で本人確認をしているはずです。
あとは・・・三和サービス(リースナブル運営会社)は車屋さんであって、審査屋ではないんです(;^ω^)
審査が厳しい人に限って、数社審査を送る傾向にありますが(逆に通らないですよ)、審査している会社も無料ではない!って知っていましたか?
リースナブルもオリコと提携していることから、オリコオートリースの仕組みを使っている可能性が高いですが・・・
審査の際にはCICやJICCの情報機関に照会をかけているはずです。
というか、審査自体はオリコやジャックスなどのリース会社が行っているはずです。
実はね・・・車屋の私だから分かることなんですが・・・審査1件につき、1000円くらいかかっているんです(;’∀’)
超内部情報ですけどね。
審査だけしてサヨウナラ・・・とならないためにも、審査結果は営業マン自らが電話で対応しているんだと思いますよ。
ちなみに私が勤めているリース会社も電話で対応しています(笑)
《リース期間が3年、5年、9年と限られている》
これは・・・デメリットでも何でもない。
なおリースナブルでは一部の車輛しか9年リースは延長できませんが、距離設定と同じく理由があって、リース終了後の車の価値を考慮する場合、5年が最適!と判断しているからなんです。
それはリースナブルが普通車をメインにしているから・・・
フラット7、軽自動車ドットコム、シンプル7、新車市場などの軽自動車リースは7年が多いですが、それは軽自動車の相場が7年まで保たれる・・・ということも考えた結果なんです。
ですが、リースナブルが主力としている普通車の場合、7年後の相場は・・・ちょっと不安になります。
普通車の価格の落ち方は軽自動車よりも早いですからね。
繰り返しですが、車種によってはリースナブルも3年、5年、9年が選べますので長く乗りたい方もご安心ください。
話を普通車に戻しましょう(*^^*)
リースナブルはちゃんと計算しています!
トヨタの人気車種、特に色は黒とホワイトパールであれば断然値段は落ちません。
だからこそ、相場が落ちずらいトヨタの人気車種を推している!ということなんですね。
その証拠に、リースナブルは【それらしい】車を推していること分かりますか?
私が書いたことを理解すると、白と黒に限定されている理由が分かるはずです(^.^)
これもビジネスですから、リースナブルもしっかりと利益を考えて決めている!ということなんです。
・・・以上、ネットで『これがリースナブルのデメリット!』と書かれている3点でした。
まったく説明がなくリース契約されたら、それは確かに詐欺ですが、三和サービスも注意事項はしっかりと説明して契約しているはずです。
乱暴な言葉になって恐縮ですが、契約もしたことがない人、カーリースを使ったことがない人がそのようなことを書いているのでしょう。
マイカーリース(リースナブル)が全ての人に100点というつもりはありません。
ですが、リースナブル自体はデメリットよりはメリットが多い乗り方だと私は思いますよ(笑)
理由ですか?
おススメできるからトヨタはKINTOをはじめたわけだし、多くのカーリースが生まれたんです。
リースナブルに限らず、多くのマイカーリースで喜んでいるユーザーさんがいるから、多くのカーリースが存在しているんです。
その利用者の多さがマイカーリースの人気&可能性を物語っているんですね。
・・・さて、いろいろと書いてきましたが、リースナブルにもデメリットはあります。
私が思う、リースナブルの本当のデメリット・・・解説いたします!
リースナブルの本当のデメリットは地域が偏っている!
これは単純な話ですが、誰も気にしない・・・盲点と言えるでしょう。
今までご自身が車を買った経緯を思い出してみてください。
『通勤途中でノボリが立っていたら、気になって寄ってみた』
『家族がチラシやポスティングを持っていて、行ってみよう!と言ったから寄ってみた』
『職場の人がいいよ!って言っていたから立ち寄ってみた』
『事故(故障)の時に親身に相談に乗ってくれたから、信頼できると思って買った』
・・・普通、車を買うってこんな感じじゃないですか?
『たまたま、スマホ見ていたら好きな魔裟斗さんがいたから、新幹線で3時間かけて行ってみた!』なんていう人はいないでしょう(;^ω^)
すでにお気づきだと思うのですが、リースナブルの会社を見ると、すべて名古屋近郊の三和サービスが展開しているんです。
だから県外(あるいは遠方)のリースナブルを契約すると、対応は全て電話・・・これは仕方ないですよね(;^ω^)。
でも、車って困ったときに、どれだけ力になってくれるか!それが車屋の本当の意味だと思うんです。
『リースナブルは仕組みなんで、困ったことがあったらメーカー保証がついているので、その辺のディーラーに行ってください・・・』なんて言われたら、オイオイ!ってなりませんか?
もちろんリースナブルの社員がそう言うとは言いませんが、普通に考えて、九州の方がリースナブルを契約して、トラブルのたびに名古屋から九州まで飛行機で向かう・・・なんていうことは絶対にしないはずです。
新車なので、近隣のディーラーでメンテナンスは合理性も考えて、普通のことなんです。
もうお分かりですよね?
マイカーリースの仕組みとしては、リースナブルはとても魅力的だと思いますし、残価サポートなどのサービスもカーリース業界では最先端を行っていると思います。
ですが、ユーザーとお店の物理的な距離は絶対に縮まりません。
契約者と三和サービスの物理的な距離!それこそが遠方の人が方が考えるべき、リースナブルの唯一のデメリットです。
私は日々マイカーリースの営業を行っておりますが、車販売の仕事なんて、全体の1割にもいきません。
実際はリースを契約いただいたお客様の点検の相談や、車検の連絡、傷や凹みの相談などで毎日追われています。
困ったときに、お客様が相談する・・・それは担当営業じゃなきゃいけないんです!!
それを伝えたく、記事にしてみました(#^^#)
『リースナブルとの距離?そんなの気にしないよ!』という方には、ぜひオススメしたいカーリースですね。
他の会社でカーリースの営業を現役で行っている私が言っているので、嘘じゃないですよ(*^^*)